文京区議会議員の岡崎よしあきです。
前回、前々回に引き続き、これまでに実現できた実績をご紹介いたします。
今回は「防災減災の街づくり」編として、液体ミルクの導入や中高層マンションの防災対策への費用助成、23区初となる空き家対策などの実績をご紹介させて頂きます。
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「健康・子育て」編 /「福祉・教育」編 /「地域への取り組み」編
全国に先駆けて、液体ミルクを導入
液体ミルクは、粉ミルクのようにお湯で溶かす必要がないことなどから、災害時の物資として需要が高まっています。今回、液体ミルクが避難所の備蓄品に追加することになりました。
この取り組みは、文京区が全国に先駆けて導入するものです。
中高層マンションの防災対策に費用を助成
中高層マンションの防災対策に特化した助成事業を実現しました。具体的には防災訓練の実施やエレベーターの閉じ込め対策などに活用することが出来ます。
エレベーター内に簡易トイレや水、ライトなど収納した緊急備蓄ボックスの設置費用が助成されます。
文京区HP「中高層共同住宅等防災対策」
転倒防止器具設置費用の助成
東京都によると「近年の地震による負傷者の30~50%は、家具類の転倒・落下・移動が原因」とされています。
そこで、高齢者や障がいをお持ちの方の世帯を対象に、家具転倒防止器具の設置費用の一部を助成します。
避難所の備蓄物資の整備・充実
これまで、大規模災害時の避難所生活では、プライバシーの問題が大きく取り上げられました。そこで、今回各避難所にプライバシーテントや、段ボールベッドが備蓄されることになりました。
元町公園を保全 ・活用
大正12年に発生した関東大震災の震災復興小公園として、昭和5年の建設当時の原形をとどめる都内最後の公園が元町公園です。
地域住民の利用のほか、隣接している旧元町小学校と一体的に活用し、さらに、災害時の避難所としても活用。現在、保全・活用に向けた動きが進んでいます。
空き家対策
区内にある空き家の外壁が路上に落下し、しばらく放置されていましたが、町内会の不安を訴える声を基に議会で要望しました。
23区初の空き家対策事業として、地域貢献の跡地利用を実現。所有者の同意のもと、文京区の負担で建物の除去を行い、無償で土地を借り受けポケットパークや大型消火器置き場など公共目的に使用するものです。
感震ブレーカーの普及・設置
木造密集地域居住の避難行動要支援者に感震ブレーカーを配布できるよう尽力しました。感震ブレーカーは、地震を感知して電気を遮断する装置です。これにより電気が復旧したときに二次災害の危険を回避することが可能となります。
様々な取り組み
・町会合同の防災訓練の実施
・スマートフォン用の防災アプリを配信
・防犯カメラの設置拡充(学校・幼稚園)
・新たな防災協定として東洋大学と締結
・危険なブロック塀の撤去・改修へ工事費助成事業を拡充
・「文京区水害ハザードマップ」と「神田川洪水ハザードマップ」を作成
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