文京区議会議員の岡崎よしあきです。
介護が必要になる手前の状態「フレイル(虚弱)」を防ぐ取り組みに、注目が集まっています。早期に対策をとれば、健康な状態に戻ることもあるためです。
公明党文京区議団は、議会において区へ対策を要望。文京区は、2019年度からの新しい取り組みを発表しました。
岡崎議会報告:https://www.komei-bunkyo.gr.jp/gikai/20180718_110
フレイルとは?
「フレイル」とは、健康な状態から要介護になるまでの間の状態を指します。
フレイルの状態や兆候を知っておくことで、「運動」「栄養」「社会性」からの総合的な予防を早期に行う事が出来ます。
各地で広がる取り組み:フレイルサポーターとフレイルチェック
西東京市や千葉県柏市では、東京大学と連携したフレイル予防事業を実施。”地域のつながり強化が最大の予防策”と位置づけ、事前に講習を受けた市民を「フレイルサポーター」に任命。その一人一人が講師となり、市内各地で啓発に向けた講習会を開催しています。
フレイルサポーターになった住民の方々を中心に行われているのが、高齢者が自らの弱い部分を知る「フレイルチェック」です。具体的には、フレイルサポーターが支援に入り、高齢者の筋力や食事、口の機能の状況、社会との関わりなどを丁寧にチェック。このフレイルチェックを受ける事自体を楽しみにしている参加者も生まれており、閉じこもり防止やコミュニケーションの活性化による介護予防にもつながっています。
予防の重要性、区議団が議会で訴え
文京区においては、公明党区議団がフレイル予防の重要性を議会で訴え、2019年度予算要望書では「フレイル予防事業の推進とチェックシートの導入」を主張し区長に提出しました。
その結果、文京区の重点施策に「みんなが主役!楽しく目指す健康長寿!〜文の京フレイル予防プロジェクト〜」が盛り込まれました。
フレイル予防は、地域の方々お一人お一人のご協力が欠かせません。区民の皆さまと共に、より健康に暮らせる街づくりに励んでまいります。